Stained glass terms

ステンドグラス加工に関する用語

難しい専門用語を分かりやすくご説明

初めてステンドグラスについて学ぶ方は、知らない専門用語や目にしたことのない道具がたくさん用いられるため戸惑ってしまうのではないでしょうか。当工房では初心者の方でも取り組みやすく、気を負わずに楽しんでいただけるよう、制作に用いられる用語や工具を分かりやすくご紹介しております。実際の教室でも一から丁寧にレクチャーいたしますので、安心してお問い合わせください。

ステンドグラスを制作する際は、たくさんの材料、道具を使います。ガラスカッターやグラインダーなど、道具の説明を中心にステンドグラス製作に関する用語を紹介します。一つの豆知識として知ることで、ご自身で制作をする際にも役に立つことでしょう。

  • ガラスを加工する際に使われる道具(一部)

    ・ガラスカッター
    ステンドグラスの加工では、最も大切な道具となり、ガラスを切るために使います。カッターでガラスの表面に傷をつけ、柄の部分でガラスの裏面を叩く事で亀裂が入り、亀裂を入れた後は折るようにして割ります。

    ・ランニングプライヤー・ワニ口ペンチ
    カッターで叩くだけでは亀裂が入りづらかったり、素手では割りづらかったりするときに、ランニングプライヤーやワニ口ペンチと呼ばれるガラスを切り離す道具を使います。力もあまり必要としないため、手軽に割れるのが特徴です。

  • ・グラインダー
    切ったガラスの形を整えるために使用します。型紙やモールドに仮止めする際に微調整をしながら使うことも多く、持っていないと作業が進まなくなるほど重要な道具です。

    ・モザイクカッター(ザグザグ等)
    ガラスのエッジを挟んで握るだけで、簡単に割取りをすることができます。

    ・はんだ
    ステンドグラスの仮止めから仕上げまで使われ、ガラスを接着、固定するために重要な材料です。
  • 技法

    ステンドグラス加工の技法には、大きく「ティファニー方式」と「ケイム組み」の2種類が有名です。

    ・ティファニー方式
    「コパーテープ方式」とも呼ばれ、カットしたガラスにコパーテープを巻きつけ、型の通りに並べた後、はんだを使って接着をします。
    一般にランプシェードや小物の製作に向いている方法で、ティファニーランプを作ったルイスCティファニーが編み出した技法です。

    ・ケイム組み
    「鉛線組み」とも呼ばれます。鉛線は「H」の字のような形をしているため、ガラスをはめられるようになっており、ヨーロッパで生まれた伝統的な技法で、窓や扉などに使う大きな作品の制作に向いている技法です。
神奈川県藤沢市にあるステンドグラス工房のTAGAMIグラス工房では、照明をはじめとするインテリアや、雑貨のオーダーメイドに関するご注文も承っております。 工具や材料を販売しているステンドグラス工房をお探しの方もお気軽にご利用ください。工具販売のお問い合わせもお待ちしております。

当工房は米国で習得した技術を活かして、湘南で教室を開いています。都内からのアクセスの良さから、湘南・鎌倉周辺にお住まいの方だけでなく、北海道や九州の方など、様々な地域の方が通われており、道具の使い方から丁寧に指導いたしますので、ステンドグラスを触った事がない方でもお気軽にご相談ください。