Stained glass type
ステンドグラスに使用するガラスの種類
思い通りの表現が叶うガラスとは
「思った通りの作品に仕上げたい」と思ったら、まずこだわりたいのが使用するガラスの種類です。そのタイプによって、透明度や質感、光の演出が変わります。イメージや表現したいものに合わせて、ステンドグラス作家の田上義文が最適なガラスを一緒にお選びいたしますのでお気軽にご相談ください。注文制作のご依頼はもちろん、ステンドグラス教室の受講も随時承っております。
ステンドグラスというと、おしゃれな窓を連想される方が多いのではないでしょうか。ステンドグラスのパネル制作に取り掛かる際には、使用するガラスにこだわることが大きなポイントになります。ステンドグラスに使用するガラスの種類は、ガラスが持つ特徴によって大きく分けることができ、こちらではステンドグラスに使用するガラスの種類をご紹介いたします。
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アンティークグラス(フルアンティークグラス)
アンティークグラスは、機械を使わず職人の手によって作られます。そのため1枚のパネルでも厚みが整っていないという味を楽しむことができます。ガラスの中に気泡を入れて作るアンティークグラスは、透明感が溢れます。なかなか手に入れることができない希少価値が高いガラスでもあります。 -
キャセドラルグラス(パターンガラス・型板ガラス)
キャセドラルグラスは、アンティークグラスとは違い機械で生産します。波模様のようなリップルグラスや鳥の羽のような模様であるグルーチップなど、様々なテクスチャーをつけることができ、多様な質感を楽しむことができる特徴があります。
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ダル・ド・ヴェール(スラブガラス・キャストガラス)
ダル・ド・ヴェールは厚みのあるガラスで、生産するまでに手間はかかってしまいますが、他のガラスでは演出することができない光の輝きを楽しむことができます。充分な厚みがあるダル・ド・ヴェールは、住宅に取り入れるガラスとしても人気があります。 -
オパールセントグラス
ティファニーが考案したガラスで、ティファニーの作品で最も多く用いられているガラスです。オパールセントグラスは、乳白色で半透明なガラスです。単色のものもや、マーブル模様になるように色を混ぜ合わせているものもあります。オパールセントグラスを使用しているものは、半透明だからこそ演出できる光にも注目していただきたいです。
当工房では、ティファニーランプをはじめとするインテリア作品や、雑貨のオーダーメイド注文が可能です。おしゃれな雰囲気を演出することができるステンドグラスをお探しの方は、当工房にお気軽にご依頼ください。イメージにぴったり合う魅力的な作品を制作いたします。また、ステンドグラス教室も行っているので、パネルや雑貨の作り方に興味をお持ちの方や、自分の手で作品を作りたいという方は、ぜひ当工房のレッスンに参加してみてください。